コロナ禍で高まる注目!位置情報マーケティングの可能性

コロナ禍で高まる注目!位置情報マーケティングの可能性

  • 2020.10.29

TECH NOWとは

TECH NOWは、最新のデジタルやテック系のニュースにアンテナを立てているマクロミル社員が、興味深いと思ったことやリサーチ事業にも関わりそうなニュースをピックアップして発信するショートコラムです。
リサーチ×DATAの会社を目指すマクロミル。
今期は統合データ事業本部20新卒が中心となり、トレンドやマクロミルのビジネス視点からの考察などを交えながら、記事をお届けしていきます。

プロダクトマネジメント部20新卒の新田晃志です。
最近、ランニング中に携帯を持たなくても走った距離や時間を測れるようにApple Watchを購入しました。時計1つで自分の正確な位置を計測してくれるGPS機能に、ものすごく可能性を感じています!
統合データ事業部20新卒の桜井海里です。
最近、Go To トラベルを利用して新潟へ旅行したのですが、旅行中にYouTubeを見ていると新潟のローカルらしき広告がずっと流れっぱなしで内容を暗記してしまいました・・・。

コロナ禍で何が変わった?

新田
新田
さて、2つの話に共通する位置情報だけど、今回のコロナ禍でも様々な所で活用されていたね!新型コロナウイルスの関係で、最近は位置情報を使う企業が多い気がするな。
確かに!私もこの間の商談では、コロナ禍で今まで出していた交通広告を、位置情報を利用したエリアターゲティング広告に切り替えたって話を聞いたよ。
4月~6月あたりは外出する人が少なかったこともあって、「確実に外出している人」にだけ広告を配信できる位置情報広告の方がコストパフォーマンスが良いっていう理由らしいね。
桜井
桜井
新田
新田
なるほど。コロナ禍とそれ以前では外に出る人の数が全然違ったし、確実に外に出た人を判定できるっていうのは大きなメリットだよね。

位置情報の活用

新田
新田
位置情報って活用方法は色々ありそうだけど、マクロミルでも位置情報を使って店頭に来た人を計測できるサービスがあったよね。店舗の購買データと紐づければ、購買率も算出できそう!
そこに広告接触率のデータも紐づければ、広告接触・店舗来店・購買までを一気通貫で見ることができるようになるかもね。
桜井
桜井
新田
新田
他にも、時系列で位置情報を集め続ければどういう人が来店しなくなったかも知ることができるようになるね。位置情報を活用することでより詳細なセグメンテーションも行えそう
確かに!例えばだけど、同年代の女の子でも六本木女子と池袋女子では、価値観や使うお金、使い道も全然違いそうだもんね。位置情報を蓄積することで、セグメントの解像度もさらに上がるんじゃないかな。
桜井
桜井
新田
新田
他にはMHS*のインスタントリサーチみたいに、特定の場所に行くとその場所に関連したアンケートを自動で配信する仕組みがあったら、新たな活用事例が色々生まれてきそうだね!
*MHS…マクロミルの提供する家計調査サービス
位置情報1つでも色々と活用方法がありそうだね。マクロミルのビジネスとも親和性が高そうだし、サービスの幅も今後、さらに増えていくんじゃないかな。
桜井
桜井
新田
新田
そうだね。マクロミルのサービスだけじゃなく、他の企業でどんなサービスが開発されていくのかも注目して見ていく必要があるね!
参考URL:
■位置情報マーケティング・サービスの「カオスマップ」を発表(2020/10/6)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000055226.html
■ローソンとKDDI、位置情報で値引き通知(2020/9/23)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64135980T20C20A9MM8000/
■小売店スタッフが知っておくべき3つのKPIをおさらい(2017/11/16)
https://www.flow-solutions.com/blog/ad-review-kpi-3
■購買率=転換率=コンバージョン???5つの質問(2016/11/16)
https://www.flow-solutions.com/blog/20161116-conversion-5question